子どもを産み育てるまち・
宇美町
「産み愛す」がうまれた町、
宇美町
古事記の記述で、神功皇后が応神天皇を出産した地と記されており、「産み」が由来となった宇美町。
戦後は石炭の町として多くの人が開発に訪れ栄えた町です。
現在では福岡市のベッドタウンとして、多くの子育て世代が移り住んでいます。
JR香椎線が通っており、福岡市内への通勤通学にも便利で、さらに福岡市以外にも飯塚市、大野城市、太宰府市、筑紫野市などの近隣都市へのアクセスが便利な立地の町です。
出産と子育ての信仰の地
「宇美八幡宮」
宇美町にある「宇美八幡宮」は、神功皇后が応神天皇を出産したといわれる地で、敏達天皇の時代(572年〜586年)に創建されたといわれています。
神功皇后が出産の際、産衣をかけたと言い伝えられる「衣掛の森」、 枝葉が産湯の上に蓋をしているように見えた「湯蓋の森」という素晴らしく大きな樟が国指定天然記念物です。
取りすがって応神天皇を安産で出産されたと言い伝えられる「子安の木(槐)」や、「子安の石」「産湯の水」など、安産信仰の対象となっており、福岡県指定文化財にも指定されています。
安産・子育ての言い伝えが多く残り、信仰に厚く、多くの人が安産祈願やお宮参りに訪れます。
宇美八幡宮の言い伝え
御祭神
聖母宮
しょうもぐう。祭神は神功皇后で、聖母宮神像(県指定有形民俗文化財)が安置されています。
湯蓋の森
国指定天然記念物。樹齢2000年以上の大樟。神功皇后が応神天皇をご出産時この樟の下で産湯を使われた時、枝葉が産湯の上に蓋をしているように見えたといわれている。
衣掛の森
国指定天然記念物。樹齢2000年以上の大樟。神功皇后が応神天皇をご出産された際に産衣を掛けたといわれる。
産湯の水
応神天皇の産湯に使ったといわれる井戸。
胞衣が浦
<胞衣(えな)胎児を包んでいた膜や胎盤など。後産として体外に排出される>応神天皇の御胞衣を納めたところと伝えられています。
湯方社
ゆのかたしゃ。 祭神は神功皇后が応神天皇をご出産された際の助産師といわれている。 安産および小児成長の守護神。
子安の木
<槐(えんじゅ)中国原産の豆科の落ち葉高木。夏、黄白色の蝶形の花がふさ状に咲く。秋、さやに入った身を結ぶ。花・実は煎じて焼くようにする。>神功皇后が槐の木の枝に取りすがり応神天皇を安産にてご出産されたと伝えられているご神樹で、現在もその種を絶やさず現在も平産の幸歩きといわれている。現在もその枝にすがれば安産するという信仰が今に伝えられている。
子安の石
古来より石には不思議な力が宿るといわれ、神功皇后もお産の鎮めとして石を持ち歩いて出産を遅らせ出産した。そのこともあり、お産の鎮めとしてこの「子安の石」を一個預かって持ち帰り、御願成就の後は生まれた子どもの成長を願って、別の新しい石に名前、性別等を書き書き、預かった石と一緒に納めるというのが慣わしとなっています。
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